ふつうにふつうを劇的に表現する

いまだに『らき☆すた』第1話を繰り返しで観ています。さすがに全編通して観るのはつらくなってきたんだけど、その分、観ていて楽しい部分とそうでない部分の差がはっきりしてきたわけで……。やはり、昼休みの会話シーン(特にAパートの方)の楽しさは特別だな…

らき☆すた #1

淡々と会話が続くだけだったのではじめて観たときはあまり楽しめなかったんだけど、繰り返し観ているうちになんだか楽しくなってきた。というか、たいした内容もオチも無い会話シーンを飽きずに何回も繰り返しで観ている自分に気付いて驚いた。なんだろう、…

NARUTO-ナルト- 「ザブザ雪に散る…」

口元を覆い隠す包帯をとったザブザが本音を語り始めるシーンが印象的だった。口元を隠してるのは決して本心を語らないという意味だったわけで。ザブザが巻いてる包帯は、ハクにとっての仮面と似た意味を持つのだと分かって驚いた。ザブザもかなり悲惨な過去…

繭に籠もり描いた永遠は どこに芽吹き花開くのだろう

たまごまごごはん - 大人になったら何になりたい?「YES!プリキュア5」第一話 この記事のなかの、『Yes!プリキュア5』のカギのひとつが「蝶」と「メタモルフォーゼ」だという部分を読んで、『零〜紅い蝶〜』のことを思い出した。(以下は『紅い蝶…

『カルチョビット』プレイ日記

8年目12月4週の選手一覧 ポジ名前キッスピスタテクフィジャメンポテタイプ累出今出得点アシ GKじゅうもんじ CADBCAB 3リベロ 1772700 GKつきやま CBCBCBC 1バランス 112903 DFくろだ CABCAAB 2バックアップ 742000 DFすだ CbCCABC 2スイーパー 371600 DFたい…

『カルチョビット』プレイ日記

近況&分析 月週対戦チーム会場 スコア勝敗備考 44メンソーレ那覇アウェイ 0-4●「ふくはら」に黄信号 51 52函館ペンタゴンホーム 5-3○「ひびき」に黄信号 53ヴォルケーノ阿蘇アウェイ 0-6● 54ポローニャ盛岡ホーム 2-1○「じゅうもんじ」に黄信号 61 メンソー…

『カルチョビット』プレイ日記

また君か。@d.hatenaのプレイ日記を読んで面白そうだったので、先月末に購入しました。『ダービースタリオン』の薗部博之が作ったゲームということで、最初は『ダビスタ』っぽい育成ゲームだと思ってプレイしてたんだけど、ゲームを進めるうちに認識が変わ…

坂井久太さんの描く百合絵

DVD『ストロベリー・パニック』のパッケージを並べてみた。アニメDVDのパッケージで、ここまで「カメラ目線」を感じさせない構図が徹底されているのってかなり凄いことだと思う。こういう絵が主流になるような世の中が早くきて欲しい。 特に第三巻の玉青×渚…

仮説:感情移入には二つのタイプがある

感情移入には二つのタイプがあるんじゃないかという仮説を検討してます。一般によく言われる「自己を投影する」タイプの感情移入以外の、なにか別の方法があるような気がしてならないんですよね。(それを「感情移入」と呼んで良いのかは分からないけど) 僕…

時系列シャッフルによって失われるもの

時系列シャッフルによる時間的、空間的断絶は、各話数ごとの連続性の断絶と同義です。つまり、シリーズものに要請される一貫性を、視聴者に向けて予め放棄できたわけです。 「各話数ごとの連続性」という視点が興味深い。 シリーズものには「各話数ごとの連…

Fate/stay night #2

この回の絵コンテは柳沢テツヤ。僕の大好きなアニメ『神無月の巫女』の監督を努めた人だ。 『神無月の巫女』を繰り返し観ているうちに気付いたのだけど、この人が絵コンテを担当した回には、キャラクターの顔の一部しかフレームに入っていないような極端なア…

かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 #1

面白いなと思ったのは、はずむくん(♂)とはずむちゃん(♀)の声がほとんど変わらなかったこと。普通なら性別が変わった前後で声質を大きく変えてくると思うのだけど、この作品はそうしなかった。僕はこれ、演出意図があってやってることだと思う。 性格的に…

Fate/stay night #1

オープニングアニメがさりげなくスゴイと思う。抑制の効いた演出と言えばいいのかな。派手さは無いけれどそれを補って余りあるオーラが画面から出てる気がする。ただ派手に動いているだけの映像よりは、こういう「画面全体がなにかを語っている」感のある映…

ぷちぷり*ユーシィ #9

エルミナさん@川澄綾子登場。多分に僻みだと思うけど、こんな感じに淡々と完璧にできる子と、不完全だけど一生懸命頑張る子の両者がいた場合、ここでまるで後者のほうが素晴しいように見せる物語というのは、個人的にはそんなのアリエナイと思ってしまう。 …

見えないリンクを見えるようにする作業

Something Orange:2005-06-22 Something Orange:2005-06-23 [弐] 第弐齋藤 | 土踏まず日記 : ランドル・ギャレット論争、あるいはなぜだれも「魔術師は多すぎる!」について語らないのか問題 これらの記事を読んで思ったこと。上遠野浩平を読む人がコード…

7月のアニメ新番組の開始日時(東海版)

東海地方で放送されるアニメ新番組のリストです。たまとわ - 「2005年7月新番組・レギュラー出演声優リスト」を参照してつくりました。 使用上の注意:東海地方で放送されないもの、CSでのみ放送されるものは載ってません。BSデジタルは載せてあります…

女の子中心主義

過去の中里一日記を読んでいたら、気になる文章に出会った。 シスプリのヒットは公野櫻子という天才抜きに語れない。これは特に、ゲームとアニメ*1の比較によって明瞭になる。ゲームは公野櫻子が多くを作ったが、アニメにはノータッチだった。 おそらくアニ…

『歌姫―ロジエル― 禁じられた歌』(桃井あん/コバルト文庫)

僕にとってコバルト文庫と言えば『マリア様がみてる』なわけで。コバルト文庫から『マリみて』のあとに続く作品がでてくることをずっと待っていたところに、ようやくでてきたのがこの作品。 「百合!」と断言するには「恋気分」が足りないけれど、女の子同士…

情報を自分と共有する――僕が日記を書く理由

個人の頭の中にしかない情報を、文章や図にして誰もがわかりやすいように共有しようというのが、ナレッジマネジメントだ。 この中で、個人の頭の中にしかない情報を『暗黙知』、そしてわかりやすく文章化された情報を『形式知』と呼ぶ。ナレッジマネジメント…

ふしぎ星のふたご姫 #10

今回のアルテッサはいつも以上に性格悪いのが気になってたんだけど、まさかラストに向けての伏線だったとは……。 普段の『ふたご姫』においてアルテッサは、基本的に高飛車でいじわるだけど、どこか可愛げあって憎めない娘という風に描かれるのだけれど、今回…

絶対少年 #3

相変わらずスローテンポ・ローテンションなアニメだけど、これはこれで面白い。 第1話にの中の台詞に「逢魔が時は境界の時間、世界の皮膜が薄くなる」というのがあったけど、回を追うごとに「世界の皮膜」が一枚づつはがれていくような感じ。劇的な変化があ…

ガラスの仮面 #9

亜弓の通し稽古を垣間見たマヤが、あまりの実力の差に絶望してしまうというシーンがあったけど、視聴者である僕には、亜弓の演技の凄さは全く感じられなかった。 少女漫画ではモノローグが重要な表現手段として確立されているという話を聞いたことがあるので…

情報の断片化と文脈の多様性

blogツールの普及によって、情報の単位が「ウェブサイト」単位から「記事」単位に断片化してきているという話:「サイト」単位と「記事」単位の情報の流れ、アルファミームの発見(付:はてな各サービスの使い分け) [絵文録ことのは]2005/06/01 ブログの登…

ネット生活リハビリ日記

1年以上ネットから遠ざかってたわけですが、最近になってネットにつながってる時間が増えてきました。というワケで、日記をはじめてみたりする。ついでに、はてなブックマークもはじめてみた。→森のブックマーク それから、ブラウザをバージョンアップしたり…